「HAL YAMASHITA 東京本店」ソムリエAI「KAORIUM」

 「セントマティック」は、2024年6月7日(金)、東京ミッドタウンのモダンジャパニーズ料理が楽しめるレストラン「HAL YAMASHITA 東京本店」に、飲食店として初のワインに対応したソムリエAI「KAORIUM」を導入した。

 「HAL YAMASHITA 東京本店」レストランに置かれている39種類のワインがより選びやすくなる他、AIを活用した最先端のワイン選び体験を楽しむことができる。

※KAORIUMはSCENTMATIC株式会社の登録商標です

 ソムリエAI「KAORIUM」は、2019年よりセントマティックで開発が進められている最先端のAIシステム。

 おすすめのお酒をAIが提案する「KAORIUM」では、言語表現が難しいお酒の風味をわかりやすい言葉で表現できる。

 「解放されたい」「ワクワクしたい」といったなりたい気分や、「個性的」「フルーティ」といった好みの味わいに合わせて、AIが店頭にあるお酒とのマッチ度を解析しぴったりのお酒のレコメンドします。

 従来のソムリエAI「KAORIUM」は、主に「日本酒」に特化している。過去の展示会等において、「ワイン」「チーズ」「チョコレート」など、「日本酒以外でも活用したい」という要望が多数寄せられていた。

 今回は、そのときの好みにぴったりのワインも選べるソムリエAI「KAORIUM」をリリース。
 本格的な飲食店への導入の第一歩として、東京ミッドタウンに店舗を構える「HAL YAMASHITA 東京本店」への導入が決定した。

 「HAL YAMASHITA 東京本店」は、「禅 ZEN」をテーマにしたモダンジャパニーズスタイルの料理が楽しめるレストラン。

 オーナーシェフを務める山下春幸氏は、国連WFP世界食糧計画顧問や、慶應義塾大学大学院の特任教授 、一般社団法人日本飲食団体連合会の副会長を務めるなど、国境を越えて多方面にて活躍していて、こだわり抜いた食材が楽しめる高級レストランとして親しまれてきた。

 そんなシェフこだわりの食材や料理の哲学を堪能できる「HAL YAMASHITA 東京本店」において、日本酒に対応したソムリエAI「KAORIUM」が導入されていて、お客様から「日本酒には詳しくよく飲むが、KAORIUMでこれまで飲んだことのない日本酒を提供され、まさに自分にピッタリで新しい自分に合ったものを知れて食事も楽しめてよかった。」という好評の声があがっていた。
 従業員の方々からも「難しい日本酒の説明をKAORIUMがAIと感性を持ってお客様にピッタリのお酒を紹介してくれるので助かっている。」という好評の声もあり、KAORIUMが効果的に活用されていることが検証できたため、今回ソムリエAI「KAORIUM」ワイン対応版の導入決定に至った。

 今回の導入により、同レストランに置かれている39種類のワインにおいても、お客様がより楽しく、ワインと日本酒を選べるようになり、レストラン利用のお客様には、AIを活用した最先端のワイン選びの体験が楽しむことができる。

 ワインは日本酒以上に種類も豊富で日本人の多くの人にとってまだまだ馴染みがなく、「ワインそのものを選ぶのが難しい」という声があった。
 ワインに対応したソムリエAI「KAORIUM」は、ワインを香り・感性を持ってAIがオススメを教えてくれるため、和食とワインとの新しいコラボレーションを模索し、自分では見つけることができなかった新しいワインやペアリングに出会う可能性を提供できる。

 また、普段ワインになじみのない方でも、料理と自分にピッタリなワインを飲むことで、ワインに親しみを持ちやすくなり、ペアリング等より踏み込んだファン層を増やす効果も期待できる。

「HAL YAMASHITA 東京本店」ソムリエAI「KAORIUM」

 日本酒に対応したソムリエAI「KAORIUM」は、売上高・注文数ともにKAORIUMの導入前後で30%の上昇がみられている。そのため、ワインに対応したソムリエAI「KAORIUM」においても、同様の効果が期待でき、お客様の顧客満足度の向上に加えて、ワインの注文数増加やそれによる顧客単価の底上げも期待できます。今後は、日本酒の取扱店、ワインの取扱店へと導入も期待されて、さらなる設置店舗拡大を目指している。
詳細はこちら(https://scentmatic.co.jp/news/20240309

 「KAORIUM」は、データを活用した売場づくりや常設での設置への取り組みを進める。ECでなんでも購入できる時代において、リアル店舗で買い物をする顧客体験の新しい価値、そして、次世代のマーケティング手法を創造する。

 また、2024年6月19日(水)~21日(金)に東京ビックサイトで開催されるワイン・酒 EXPOにて、ソムリエAI「KAORIUM」のブースを展示。会場で実機をお試しできる機会としてご活用できます。詳細はこちら(https://scentmatic.co.jp/news/all

「HAL YAMASHITA 東京本店」ソムリエAI「KAORIUM」

 「HAL YAMASHITA 東京本店」は、東京ミッドタウンに店舗を構えるレストラン。「素材本来の味をいかに引き出すか」という料理哲学を持つ山下春幸氏がオーナーシェフを務め、契約農家から届く有機野菜、山下氏が自らも足を運んで目を光らす新鮮な食材をふんだんに使い、かつ、素材の良さを最大限に引き出した料理は誰をも魅了します。テラス席からは、桜、新緑など四季を感じながら素晴らしい眺めと一緒にお食事をお楽しみいただけます。

住所:東京都港区赤坂9丁目7-4 D-0119 (東京ミッドタウン 1F)
http://www.hal-yamashita.com/

 KAORIUMは、インターネット上の膨大な言語表現を活用しながらお酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させた最先端のAIシステムです。表現の難しいワインや日本酒の風味を、「解放されたい」「ワクワクしたい」といったなりたい気分や、「個性的」「フルーティ」といった好みの味わいに合わせて、AIがその場にぴったりのお酒をレコメンドしてくれます。

 ソムリエAIの表す言葉を見ながらお酒を味わうと、味覚の感度が広がり、これまで感じられなかったようなお酒の味わいが感じられるようになります。言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、まだ見ぬ感性への気付きをもたらします。
(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1秒以内の脳活動の変化を検出―」
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html

「HAL YAMASHITA 東京本店」ソムリエAI「KAORIUM」

香りと言葉の変換システム「KAORIUM」のコンセプトモデル